プログラママのつぶやき
プログラマでありママであり・・・
そんなnagiのつぶやきをひっそりと更新中。
時々育児日記に変貌します。
コメントへの返信は反映されないようなので、いちいちコメント欄を開いてご確認ください。(めんどくさくてすみません・・・)
[PR]
2024/05/17(金) | |
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
>> More ...
| HOME |
おしん
2007/10/12(金) | 読書(その他) |
1983年にNHK連続テレビ小説で放映されたドラマの小説版です。
放映当時、私は物心つくかつかないかの年頃だったのですが、
このドラマのことは強烈に覚えています。
主人公おしんの幼少期を演じた小林綾子さんの評判がすごく高かったですね。
私も当時子供だったため、おしん幼少期の頃の記憶しかなかったのですが、
大人になってから、改めて小説版でじっくり読んでみました。
感想を一言でいうと、「スゴいんだな」と。
もちろんドラマなので多分に脚色されているのですが、
自分が生まれる前、教科書で習った現代史の時代を
生き抜いてきた女性ってことで、感嘆詞しか出てこないのですよ。
明治のまだ日本が貧しかった頃に生まれ、
貧しさゆえに、数え8つ(満6歳)で奉公に出され、
その後大正イデオロギー、関東大震災、太平洋戦争、敗戦、
高度経済成長と、激動の時代のなか、何度も底に落ちては
這い上がっていきます。
その中でも義理と人情は忘れず、家族を愛しながら
自分を持って生きていきます。
幼い頃に奉公先で仕込まれた技能を特技にして、
逆境を持ち前の明るさで乗り越えていくところ、
決して過ぎた利を追い求めないところが
自分にとっての理想の女性像になっているんだと思います。
私の父方の祖母も、大正時代に生まれて
幼い頃から子守りをしたり、家のことをやっていたと言います。
結婚してからは、農家の嫁として働きながら8人の子供を育て上げました。
祖母からは昔の話を色々教えてもらっているのですが、
聞くたびにたくさんのことを吸収させてもらっています。
貧しかった日本の時代・・・日本にもこういう時代があったんだということを、
自分たちも知らないといけないし、
子供たちにしっかり伝えていかないといけないと思うのです。
PR
>> More ...
COMMENT
コメントする
このエントリーのトラックバックURL
これがこのエントリーのトラックバックURLです。